図解ブログを10記事書いて変化したこと【絶望しつつ継続する】
「ブログを10記事書き終わったら、何が変わるだろう。」
「10記事書き続けるには、何を気をつけたらいいだろう。」
このような悩みを持つ方に、ブログを10記事書き終わって、変わったこと、考えたことを解説します。
この記事で書いていること
- 10記事書き終わってみて変化したこと
- 10記事書きながら気をつけていたこと
図解ブログを始めて、ちょうど10記事を書きました。この記事は11記事目です。
ブログを10記事書いて変化したこと
サイト名のとおり「英語ディベート」をテーマに、記事を更新しています。図の解説が多めです。
10記事にかかった期間は、3ヶ月半ほど。
2021年 | 記事数 |
6月 | 3 記事 |
7月 | 0 記事 |
8月 | 2 記事 |
9月 | 5 記事 |
作業時間は、1記事あたり8~10時間。
サイトの初期設定などを含めると、合計で100時間ほどです。
この3ヶ月半で変化したことを書いていきます。
10記事書いた時点のPV数
PV数はこのサイトを読んでいただいている回数です。直近では、大体こんな感じです。
1日に平均2,3人の方に読んでいただいています。
最初の10記事は全く読まれないことを覚悟していたので、嬉しいです。
アクセスは検索エンジンから
このサイトへの流入経路は、現時点でGoogleなどの検索からがほとんどです。SNS等はあまり使用していないので..
記事を書く際には、読者の検索キーワードを意識して書いています。その結果、いくつかのキーワードで、検索の上位に表示されるようになりました。
意識したキーワード | 順位 (※2021/10/4時点) |
ディベート area | 2 位 |
ディベート ルール Asian | 4 位 |
ディベート ルール BP | 7 位 |
ディベート ジャッジ コツ | 8 位 |
検索順位に反映されるには、記事を書いてから3ヶ月ほどかかるそうです。実際に、このサイトでも3ヶ月前に書いた記事が上位にきています。
10記事でターゲット・コンセプトが明確になる
サイトを運営する上で、誰に向けて発信するのかを明確にすることは大切です。いわゆる、ペルソナの設定です。
10記事を書く中で、誰に向けて書くか、そして何を書くかが明確になりました。
このサイトは以下のような感じです。
ターゲット | ① 英語ディベートをこれから始めようか悩んでいる方 ② 英語ディベートを始めて、0~12ヶ月のディベーター |
コンセプト | ① ディベーターの抽象的な思考を、図解で具現化する ② ディベート上級者が暗黙の了解にしていることを、言語化、可視化する |
何を書けるかわかれば、誰に書くべきかわかる
サイトを作り始めた頃、私はペルソナの設定ができませんでした。
それは、自分に何が書けるのか、まだわかっていなかったからです。
サイトの分野を決めていても、それ以上の細かい部分は、書いてみるまでわからないことも多いと思います。
・どんな視点で書くのか?
・何を強みにして書くのか?
これらは、10記事ほど記事を書く中で、徐々に明確になっていきます。
そうなると、誰に向けて書くかも自ずとわかってきます。
ターゲットやコンセプトが最初から決まらない人は、10記事書く中で見つけていくといいと思います。
ブログを10記事書く間に気をつけたこと
最初の10記事は、達成するのが一番難しいと思います。
理由はたくさん。
・結果にすぐ反映されにくい
・読まれる文章に慣れてない
・1記事だけで長時間かかる
・クオリティーの低さに絶望
これらを乗り越えるために、大切だと思ったことは次の3つです。
- 読者の悩みを解決する
- AREAを徹底する
- 絶望しつつ、継続する
① 読者の悩みを解決する
読まれるサイトを作るには、読者の悩みを解決する必要があります。
記事を書く前に、以下のステップを踏むことが必須です。
- その記事が、どんなキーワードで検索されるかを考える
- そのキーワードを検索をする人は、どんな悩みを持っているのかを考える
- その悩みを解決するために、自分が何を提供するかを考える
読者と自分を救う
読者の悩みを解決することで、実は自分が救われます。
なぜなら、自分がその記事に少なからず価値を感じられるからです。
書くことに慣れないうちは、出来の悪さに落ち込むことがあります。それでも、その記事が誰かの悩みを少しでも解決し得るなら「まあ書いてよかったな」と思えます。
一方で、自分の書きたいことだけを書いていたら、「なんで自分はこの記事を書いているんだろう」と虚しくなります。
誰かの悩みを解決することを念頭に、記事を書きましょう。
② AREAを徹底する
AREAというのは、モノゴトを論理的に説明するためのフレームワークです。
という順番で書いていきます。
このAREA は、多くのディベーターがスピーチを作るときに愛用するフレームです。そして文章を書くときにも、もちろん効果的です。詳しくはこちらで解説しています。
ディベートでわかりやすく話すコツ【スピーチのAREA】 – Debate図解ノート
ディベートでわかりやすくスピーチをするコツを知りたいですか?本記事では、スピーチのフレームワーク「AREA 」について説明しました。どうしてこのフレームワークは強いのか?ステップアップした使い方をするにはどうすればいいか..
初心者にとっての助け舟
特に、記事を書くのに慣れないうちは、AREAに助けられました。
理由は、以下の2つです。
- 次に何を書けばいいのかがわかるので、あまり迷わず書ける。
- 読者にとって、内容が理解しやすくなる。
実際、私は記事を書くときに、AREAの4項目を最初に作ります。そして、それに当てはめながら文章を書いています。
[理由] 理由は2つです。①次に何を書けばいいかがわかるので..
[具体例] 実際、私は記事を書くときに..
[主張] ぜひ、AREAを試してみてください。
ぜひ、AREAを試してみてください。
③ 絶望しつつ、継続する
記事を書くときは、あとで自分の書いたものに絶望するという前提で、書くことが大事だと思います。
なぜなら、今のところ毎回絶望しているからです。
そして、毎回新しく絶望していたら、気力が持ちません。
最初の10記事は、絶望しかない
・数記事書いてみて、最初の頃に書いた記事に絶望する
・次に書く内容が思いつかなくて、絶望する
・もはや書いている最中に、絶望する
自分の書いたものが、読むに堪えない、とよく思います。
そう思うと、次に書く記事も全てダメになってしまうような気がして、やめてしまいそうになります。
しかし、自分の書いたものに絶望しなくなるには、継続してゆっくり上達するほかにありません。「絶望は必然」だと思えば、気持ちが楽になると思います。
まとめ
以上が、図解ブログを10記事書いた変化と感想です。
次は20記事書いたとき、何が変化しているのか楽しみです。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。