kindleが読書習慣をつくるのに最強な3つの理由【連続78週間】

読書

「読書を習慣にしたいけれど、なかなかできない。」
「電子書籍に興味があるけれど、買っても続かなさそう..」

このような悩みを持つ方に、kindleで読書習慣をつくることができる理由を解説します。

 この記事で書いていること

  1. kindleが読書習慣をつくるのに最強な3つの理由
    ① 防水 & 片手で読むことがきる
    ② 読み終わったら次の本を即購入
    ③ 圧倒的・省スペース & 省コスト
  2. kindleの2つのデメリット
    ① 読みにくい本がある
    ② 書き込みができない
  3. 読書をするメリット【興味がつながる】

この記事を書いている私は、連続78週、kindkeで本を読んでいます。

kindleで読書習慣がついた

もともと、読書はたまにする程度でした(月に1, 2冊程度)。

1年半ほど前に、kindle paperwhiteを購入しました。それからは、読書をすることが毎日の生活の一部になりました。

読書記録

kindleには、本を読んだ日を自動で記録してくれる機能があります。
現時点で、連続78週間(約18ヶ月)、本を読み続けています。

kindleで読書習慣がついた
日別に見ると、直近の1年間で本を開いた日は

350日 / 365日

kindleは、読書習慣をつけるための最強のツールです。

kindleが読書習慣につながる3つの理由

kindleが読書習慣につながる理由は、主に以下の3つです。

  1. 防水 & 片手で本が読める
  2. 読み終わったら次の本を即購入できる
  3. 圧倒的省スペース & 小コスト

順番に解説します。

理由① 防水 & 片手で本が読める

kindleが読書習慣につながる3つの理由①

kindleを使うことで、日常の様々なタイミングに読書習慣を取り入れることができます。例えば、移動のとき、入浴のとき、歯磨きのとき、寝る前のベッドの中など..

なぜなら、防水 & 片手で本を読むことができるからです。
Paperwhiteには、水深2mの水中で最大60分耐えられるレベルの防水機能がついています。また軽量で、タップするだけでページがめくれるので、片手で簡単に読めます。

風呂 & 歯磨きタイムが読書タイム

私の本を読む1日の平均時間は、およそ30分です。そのタイミングはほとんどが、お風呂の時間と、お風呂から上がって歯を磨いている時間です。この2つの時間は、どれだけ忙しい日でも存在するため、毎日本を読むことができています。

紙の本では、濡れるのが気になってお風呂では読めません。また、歯を磨きながら片手でページをめくるのも、疲れてしまいます。kindleがオススメです。

理由② 読み終わったら次の本を即購入

kindleが読書習慣につながる3つの理由②

kindleでは、wifiの環境下であれば、ワンクリックで次の本を購入することができます。つまり、「こんなことを知りたい」「この本を読みたい」という気持ちを、すぐに実行に移すことができます。

これは、読書を続ける上で、すごく大切なことです。なぜなら、本を読むことを継続するためには、「自分の知りたいことが常にある」という前提が必要だからです。つまり、好奇心のある状態を保たなくてはいけません。

そして、好奇心は気まぐれです。すぐに応えてあげないと、簡単に消えてしまいます。

自分の好奇心にすばやく対応する

好奇心というエンジンの燃料は、「知識」である。
『Curious』 – イアン・レズリー著

こちらは、好奇心について書かれた面白い本の一節です。(もちろんこの本もkindleで読みました。)好奇心をはたらかせ続けるには、そこに知識を投入し続ける必要があります。

同じく、本を読みたい気持ちを保ち続けるには、そこに本を投入し続ける必要があります。

例えば、私はある面白い本を読み終わると、「同じ著者の本を読みたい」「同じ分野の本を読みたい」という気持ちになります。そして3分後、kindleでもう読み始めています。これが「週末、図書館に借りに行こう」と時間をあけてしまうと、もう読むことないでしょう。

本を読みたい気持ちに、応えてあげてください。できるだけ早く。

理由③ 圧倒的・省スペース & 省コスト

kindleが読書習慣につながる3つの理由③

kindleはたくさんの本を、場所をとらずに保管することができます。

1年半で、私のkindleの中の本の数は121冊になりました。未だに、ノート1冊よりも軽くて小さいです。

値段も安く買える

基本的に、kindleで購入する方が、紙の本を購入するよりも安価です。だいたい1冊あたり、300 ~ 500円は安いです。

ちなみに、私が今までに購入したkindle本の合計額を、紙で購入した場合と比べたものが、こちらです。(計算しました。)

毎日本を読む上で、省スペース・省コストはありがたいです。

kindleのデメリット

もちろん、kindleにはデメリットもあるため、それも解説します。1年半使用して感じたデメリットは、以下の2つです。

  1. 読みにくい本がある
  2. 書き込みができない

読みにくい本がある

本の種類によっては、kindleで読みにくい本があります。写真や図がメインの本です。理由はこんな感じ。

  • カラーの写真も白黒で表示される
  • 画面サイズが限られているため、図と本文が別ページに表示される。
  • 見開きページ全体を使った写真は、いちいち拡大しないといけない。

そのため、以下のような本は、私も紙で購入しています。

  • 観光ガイド
  • 図鑑や、図解本
  • デザインやイラストについての本

書き込みができない

kindleでは、本の余白に自由に書き込むことができません。そのため、思いついたアイデアをすぐ記録するには不便です。(一応メモ機能はありますが、kindleでの文字の入力はあまり使えるものではありません。)
私もお風呂から出た後に、ノートにメモしています。少し面倒です。

マーカーは引ける

ただし、本の大切な部分に、マーカーを引くこと(ハイライト機能)は可能です。色は1色しか使用することができませんが、線を引いた部分が一覧で表示され、そのページまで飛ぶことができます。その点は紙の本よりも便利です。

マーカーを引く 文字・図を書き込む
紙の本 ペンが必要だが、色の使い分けができる。 自由に文字や図を書き込める。
kindle ・単色しか使えないが、手ぶらでできる。
・引いた場所が一覧で表示されるのは便利。
文字は書き込めるが、不便。図は書き込めない。

読書を習慣にするメリット

インターネットや動画サイトから多くのことを無料で学べるなか、本を読むことのメリットは何か?最後に、これについて答えます。

私にとってのメリットは、いろいろな知識がつながり、自分の興味を遠くまで飛ばすことができることです。そして、その過程はすごく楽しいです。

深く学ぶと、遠くとつながる

読書を習慣にするメリット

本を読んでいると、自分が予想もしていなかった方向に、興味が向かいます。なぜなら、本ではモノゴトを深い層まで学ぶことができるからです。

  • インターネット : 短時間で理解できるよう、表面的に知識を切り取って解説。
  • 本 : 著者(専門家)がその背景となる知識を使いながら、じっくり解説。

深い層まで学ぶと、それが他のモノゴトとつながります。知識と興味は、蜘蛛の巣のように、どんどん広がっていきます。

英語の学習方法と、チェスの習得

例えば、「英語の学習方法を知りたい」と思ったとします。
インターネットには情報が充実しています。「〇〇の教材を使って〇〇時間勉強すればOK」という情報は、手軽で便利です。しかし手軽な分、断片的です。ひとつの情報で、ひとつの興味が満たされます。

一方で、本を読んだとします。実際に私が読んだ本に、『英語独習法(今井むつみ著)』という本があります。この本の面白いところは、著者が「認知科学」という分野の研究者であることです。英語に限らず、「人がものを学ぶ」ことすべてに共通する知識も引用されながら、勉強法が解説してあります。

そして、これを読んだ私も「そもそも人が学ぶ仕組み」に興味を持ちました。この著者が書かれた本を、続けて読んでいます。
>>『学びとは何か―〈探究人〉になるために
>>『言葉をおぼえるしくみ

その後、「知りたいと思う好奇心がある人とない人の違いは何なのか」ということに興味をもったり、「特定のスキルを学ぶときは何が大事なのか」ということに興味をもったりしています。その度に、新しい本を読みます。
>>『子どもは40000回質問する
>>『習得への情熱 チェスから武術へ

無秩序な旅は楽しい

このように、知識や興味をつなげていくことは、楽しいです。
インターネットでは行き止まりの道の先に、進むことができます。その先の道は、無秩序です。どこにいくかがわかりません。面白いです。

まとめ

この記事では、kindleが読書習慣をつくるのに最強な理由を3つ説明しました。

  1. 防水 & 片手で読むことがきる
  2. 読み終わったら次の本を即購入
  3. 圧倒的・省スペース & 省コスト

デメリットもありますが、使い分ければOKです。

この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。