英語ディベートで効果のあったスピーチ練習法【英語初心者の方へ】
「英語ディベートを始めたけれど、英語がスラスラ出てこなくて悲しい。」
「具体的で、継続しやすいスピーチの練習方法を知りたい。」
このような悩みをもつ方へ、この記事では実際に効果のあった具体的なスピーチ練習の方法と、その継続方法をご紹介します。
この記事で書いていること
- 英語が出てくるためのスピーチ練習方法
- スピーチ練習の継続方法
私も英語ボロボロの状態からディベートをはじめ、いろいろな練習をためしました。その結果、もっとも続けやすく、効果のあったスピ練がこちらです。
英語初心者ディベーターの方の、お役に立てれば幸いです。
英語初心者がディベートでぶつかる壁

自分のアイデアを英語で思うように話せないというのは、英語ディベートを始めてすぐに抱える悩みのひとつだと思います。
ときには、ディベート自体をやめたくなることもある大きな悩みです。
スピーチ練習方法もあいまい
また、英語力をあげるためにはスピ練が有効だとききますが、それにも悩みがつきものです。
私も、このような悩みをかかえるディベーターの1人でした。
個人的にベストだと思うスピ練方法
そこで、いろいろなスピ練を試してみては、挫折しました。そして、繰り返しているうちに、実際に効果があり継続もしやすかった個人的にベストなスピ練方法を発見しました。
この練習により、決して早くはありませんが、スムーズに英語が出てくるようになりました。ここではその方法を紹介させていただきます。
同じ悩みをかかえるみなさんの、お役に立てれば幸いです。
注意点
- あくまで個人にあった方法ですので、練習法のひとつとして、参考までにお読みください。
- 必要にあわせて改良・変更してご活用ください。
①具体的なスピーチ練習方法

このスピ練は、基本的に以下のように行うことを想定しています。
- ラウンド練とは別で1人でできる。(継続のために友人に助けを借りることもあります。詳しくは後ほど。)
- 1回20分ほどかかる。
- 毎日1回を継続するほど効果がありそう。
具体的な練習方法は、①論題を1つ選ぶ、②さらっとプレパする、③7分のスピーチする、の3ステップです。
ポイントを説明していきます。
①論題を1つ選ぶ
まず、スピ練をするための、論題とポジションを決めます。その時に大事なことは、1度触れたことのある論題を使うことです。
なぜなら、初めてやる論題を選んでマターから考えていたら、時間もかかり継続できないからです。あくまで話すことが目的の練習なので、マターを知っている論題を使いましょう。具体的には、以下のようなものを使うといいと思います。
そして、スピーチのポジションはどこでもOKです。ラウンド練のときと同じポジションでリスピーチしてもいいし、同じ論題の逆サイドやClosingでやってもいいです。(毎日スピ練していると論題も尽きるので、ポジションを変えて使い回すのもありです。)
また、1stの立論をしてもいいし、ラウンドを想定して2ndやWhipのスピーチをしても問題ありません。大事なのは、とにかく話すことです。
②さらっとプレパする。
大事なのは話すことと書きましたが、とはいえスピーチがまとまっていないと、あまり練習になりません。そこで、軽く1人でプレパしてスピーチを準備します。準備時間は、ラウンドのプレパと同程度の10〜15分ほどでいいと思います。
すでにマターを知っているぶん、ラウンド練よりちょっと完成度の高いスピーチを目指すといいと思います。(少しだけ内容を追加したり、サインポストや構成に気をつかうなど。)
しかし、綺麗なスピーチを作ろうとすると、永遠に時間がかかり、継続できない原因になります。ラウンド練でやったスピーチより、1ミリでもクオリティーが高いならOKです。
③7分間スピーチをする
準備したスピーチを声に出して話します。これで終了になります。お疲れ様です。
①〜③まで、およそ20分ほどで終わると思います。繰り返しになりますが、大事なことは、「ラウンド練よりもちょっといいスピーチを毎日1回すること」だと思います。
継続について
人によると思いますが、個人的には1ヶ月以上続けていると効果を感じられました。しかし、もっともむずかしいのは継続することだと思います。
そこで次に、この練習を継続するために私がやっていたことをご紹介します。
②具体的な練習の継続方法

ここから、上記のスピ練を継続するためにやっていたことをご紹介します。ここからは、友人1名の協力が必要になります。方法はシンプルで、以下の3ステップです。
- スピ練するときに、自分の7分スピーチをスマホで録音する。
- 友人役に、LINEでその録音を毎日送る。
- 日付が変わるまでに送ることができなかったらペナルティ。「できなかった日数✖️1本」のプロテインバーを、友人に贈る。
ポイントは次の3つです。
ポイント① 聞き返す必要はなし
録音をするのは、やったかどうかをはっきりさせるためなので、特に自分で聞き返す必要も、聞いてもらう必要もありません。いいスピーチを録音しようと撮りなおす必要もまったくありません。容量の邪魔になるので、送信後は消してOKです。
大事なのは、1日1回を継続するだけです。
ポイント② 友人の役割
友人役は、送られてきた録音をきく必要も、なにか返信する必要もありません。LINEのトーク画面をスピ練の記録用として貸すだけで、おそらく数本のプロテインバーをゲットできます。
※ペナルティは、変更してもOKです。財布がちくちく痛む、かつ友人が喜ぶものに設定するといいと思います。
ポイント③ 継続の目安
継続する日数ですが、1〜2ヶ月ほどを目安にするといいかと思います。(個人的には、そのくらいで効果が出ました。)
このような方法により、継続できる可能性が高まると思います。
まとめ
以上が、私が実際にやって効果のあった方法です。練習法のひとつとして、参考になれば幸いです。
英語が思うように出てくるだけで、ディベートはずっと楽しくなると思います。みなさんのディベートライフがいいものになるよう、心から祈っています。